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@translationof Page layout
このセクションでは \paper ブロックで使用するページ レイアウト
オプションについて説明します。
4.1.1 \paper ブロック | ||
| 4.1.2 紙面サイズと自動拡縮 | ||
4.1.3 固定された垂直方向の \paper スペース変数 | ||
4.1.4 可変な垂直方向の \paper スペース変数 | ||
4.1.5 水平方向の \paper スペース変数 | ||
4.1.6 他の \paper 変数 |
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\paper ブロック@translationof The paper block
\paper ブロック 3 つの異なる場所に配置することができ、以下の順番でブロックの階層構造を作り出します:
\book, \bookpart, \score
ブロックの前。
\book ブロックの中であるが、そのブックの全ての \bookpart や
\score ブロックの外。
\bookpart ブロックの中であるが、そのブック パートの全ての \score
ブロックの外。
\paper ブロックは、\score ブロックの中には配置できません。
フィールドの値は、この順番に沿って継承されます。つまり、高い階層でセットされた値は、下の階層で値がセットされて上書きされない限り保たれます。
各階層で、\paper ブロックは複数配置することができます。例えば、\include されるファイル毎に \paper ブロックを配置できます。その場合、それぞれの階層でフィールドの値が統合されます。同じフィールドが存在する場合、最後に出現した値が用いられます。
\paper ブロックで可能な設定には以下のものがあります:
set-paper-size Scheme 関数
\paper 変数
set-paper-size 関数は次のセクション
紙面サイズと自動拡縮
で説明します。ページ レイアウトを扱う \paper 変数は後のセクションで説明します。ヘッダ、フッタ、それにタイトルを扱うマークアップ定義は
カスタム タイトル、ヘッダ、フッタ で説明します。
たいていの \paper 変数は \paper ブロック内でのみ機能します。\layout ブロック内でも機能するいくつかの \paper 変数を\layout ブロック でリスト アップしています。
ページの長さに関係する \paper 変数の単位は、ユーザによって他の単位が指定されていなければ、ミリメーターです。例えば、以下の宣言は top-margin を 10mm に設定します:
\paper {
top-margin = 10
}
|
top-margin を 0.5 インチに設定するには、単位接尾辞 \in を使用します:
\paper {
top-margin = 0.5\in
}
|
利用可能な単位接尾辞は \mm, \cm, \in,
それに \pt です。これらの単位はミリメーターから変換するための値であり、‘ly/paper-defaults-init.ly’ で定義されています。技術的には必要はありませんが、明快さのために、ミリメーターを用いる場合であっても \mm をコードに記述します。
Scheme を用いて \paper の値を定義することも可能です。上の例と等価な Scheme は以下のようになります:
\paper {
#(define top-margin (* 0.5 in))
}
|
記譜法リファレンス:
紙面サイズと自動拡縮,
カスタム タイトル、ヘッダ、フッタ,
\layout ブロック
インストールされているファイル: ‘ly/paper-defaults-init.ly’
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@translationof Paper size and automatic scaling
| 紙面サイズを設定する | ||
| 紙面サイズに応じた自動拡縮 |
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@translationof Setting the paper size
‘A4’ が紙面サイズを明示的に設定しなかった場合のデフォルト値です。しかしながら、デフォルト値を変更するために使うことができる関数が 2 つあります:
set-default-paper-size#(set-default-paper-size "quarto") |
この関数は常に最上位スコープに配置する必要があります。
set-paper-size\paper {
#(set-paper-size "tabloid")
}
|
この間数は常に \paper ブロックの中に配置する必要があります。
set-default-paper-size 関数を最上位スコープで用いる場合、どの \paper ブロックよりも前に配置する必要があります。set-default-paper-size はすべてのページの紙面サイズを設定しますが、set-paper-size が設定する紙面サイズは \paper ブロックが適用されるページだけです。例えば、\paper ブロックがファイルの最上位に配置されている場合、すべてのページの紙面サイズに摘要されます。\paper ブロックが \book の中に配置されている場合、そのブックのページだけに適用されます。
set-paper-size 関数を用いる場合、同じ \paper ブロック内で用いられる他のすべての関数よりも 前に 配置する必要があります。@ref{Automatic scaling to paper size} を参照してください。
紙面サイズは ‘scm/paper.scm’ で定義されていて、カスタム サイズを追加することも可能ですが、追加後のソフトウェア アップデートにより上書きされます。利用可能な紙面サイズは @ref{Predefined paper sizes} でリスト アップされています。
以下のコマンドを用いてカスタム紙面サイズを追加することができ、追加した紙面サイズは
set-default-paper-size または set-paper-size で使用することがでいます。
#(set! paper-alist (cons '("my size" . (cons (* 15 in) (* 3 in))) paper-alist))
\paper {
#(set-paper-size "my size")
}
|
単位 in (インチ)、cm (センチメートル)、それに mm
(ミリメートル) のすべてを使うことができます。
紙面サイズ関数にシンボル 'landscape を渡すとページは 90°回転し、それに応じてより長い行幅となります。
#(set-default-paper-size "a6" 'landscape) |
出力を回転させずに紙面の縦横を入れ替えるには (例えば、ポストカードのサイズで出力する場合や、他のドキュメントに埋め込むための楽譜を生成する場合)、紙面サイズの名前にそのまま ‘landscape’ を付け加えます:
#(set-default-paper-size "a6landscape") |
紙面サイズの名前が ‘landscape’ や ‘portlait’ で終わっている場合、'landscape シンボルは出力の回転にのみ影響し、紙面の縦横サイズには影響しません。
記譜法リファレンス: @ref{Automatic scaling to paper size}, @ref{Predefined paper sizes}
インストールされているファイル: ‘scm/paper.scm’
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@translationof Automatic scaling to paper size
Scheme 関数
(set-default-paper-size または set-paper-size)
により紙面サイズが変更された場合、いくつかの \paper 変数は自動的に新しいサイズに合わせて拡縮されます。特定の変数の自動拡縮をスキップするには、紙面サイズを設定した後にその変数を設定します。paper-height 変数や paper-width 変数の変更では、自動拡縮は起こらないということに注意してください。しかしながら paper-width 変数の変更は他の値に影響を与えます
(これは拡縮とは別のことで、後で説明します)。
set-default-paper-size 関数と set-paper-size 関数については
@ref{Setting the paper size} で説明します。
自動拡縮によって影響を受ける垂直方向の長さは
top-margin と bottom-margin です
(固定された垂直方向の \paper スペース変数 を参照してください)。自動拡縮によって影響を受ける水平方向の長さは
right-margin, inner-margin, outer-margin,
binding-offset, indent, それに short-indent です
(水平方向の \paper スペース変数 を参照してください)。
これらの長さに対するデフォルト値は
top-margin-default, bottom-margin-default 等の内部変数を用いて ‘ly/paper-defaults-init.ly’ で設定されています。これらはデフォルトの紙面サイズ a4 の場合の値です。参考のために、a4 紙面での
paper-height は 297\mm であり、paper-width は 210\mm です。
記譜法リファレンス:
固定された垂直方向の \paper スペース変数,
水平方向の \paper スペース変数
インストールされているファイル: ‘ly/paper-defaults-init.ly’, ‘scm/paper.scm’
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\paper スペース変数@translationof Fixed vertical spacing \paper variables
Note: いくつかの \paper 変数は紙面サイズに応じて自動的に拡縮され、結果として予期せぬ振る舞いを引き起こすことがあります。紙面サイズに応じた自動拡縮 を参照してください。
(拡縮する前の) デフォルト値は ‘ly/paper-defaults-init.ly’ で定義されています。
paper-heightページの高さ – デフォルトでは設定されていません。これは垂直方向の長さの自動拡縮は影響を与えません。
top-marginページの上端と印刷可能エリアの上端との間のマージン。紙面サイズが変更されると、それに応じてこの長さのデフォルト値も拡縮されます。
bottom-margin印刷可能エリアの下端とページの下端との間のマージン。紙面サイズが変更されると、それに応じてこの長さのデフォルト値も拡縮されます。
ragged-bottomこれが真に設定されている場合、システムは自然なスペーシングを保持します。ページに縦方向にフィットするようにスペースが伸縮されません。
ragged-last-bottomこれが偽に設定されている場合、最終ページと、\bookpart ブロックで作られた各セクションの最終ページが、途中のページと同様に縦方向に伸縮されます。
記譜法リファレンス: 紙面サイズに応じた自動拡縮
インストールされているファイル: ‘ly/paper-defaults-init.ly’
コード断片集: (snippets)Spacing section ‘Spacing’ in Snippets
(\header ブロックによって作成された)
タイトルはシステムとして扱われます。このため、ragged-bottom と ragged-last-bottom はタイトルと score の最初のシステムとの間にスペースを追加します。
明示的に定義された紙面サイズは、ユーザ定義の上または下のマージン設定を上書きします。
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\paper スペース変数@translationof Flexible vertical spacing paper variables
たいていの場合、ある要素間
(マージン、タイトル、システム、score 等の間)
の垂直方向の間隔は、状況に応じて伸びたり縮んだりするよう、可変であることが好まれます。いくつかの \paper 変数
(以下でリスト アップします) は、長さを微調整することができます。
このセクションで説明する \paper 変数は、個々のシステム内にある譜のスペースを制御しないということに注意してください。システム内のスペースは、普通は \score ブロックや \score ブロックの中に配置される設定を通じて、グラフィカル オブジェクトのプロパティによって制御されます。システム内部の可変な垂直方向のスペース を参照してください。
| 可変な垂直方向スペース連想リストの構造 | ||
可変な垂直方向の \paper スペース変数のリスト |
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@translationof Structure of flexible vertical spacing alists
可変な垂直方向の \paper スペース変数は、それぞれが 4 つの キー を保持する連想配列 (association list) です:
basic-distance – 2 つの要素の 参照ポイント 間の垂直方向の間隔。単位は譜スペースです。衝突が生じない場合は、伸縮されません。(タイトルまたは最上位の) マークアップの参照ポイントは最も上の箇所です。システムの参照ポイントは、譜線を持たない (Lyrics コンテキスト等) であっても、最も近くにある StaffSymbol の垂直方向の中心です。basic-distance の値が padding や minimum-distance よりも小さいと無意味になります。なぜなら、間隔が padding や minimum-distance よりも小さくなることはないからです。
minimum-distance – 2 つの要素の参照ポイント間で、圧縮が起こる場合に許容される最小の垂直方向の間隔。単位は譜スペースです。minimum-distance の値が paddingよりも小さいと無意味になります。なぜなら、間隔が paddingよりも小さくなることはないからです。
padding – 2 つの要素間の境界ボックス (または輪郭) の間に必要な、垂直方向の最小の間隔。単位は譜スペースです。
stretchability – 間隔の伸び率。0 の場合、間隔は広がりません (衝突が生じない限りは)。正の値の場合、ある間隔の stretchability 値は他の間隔の stretchability との相対関係になります。例えば、ある間隔の stretchability 値がもう一つの間隔の stretchability の 2 倍である場合、間隔の広がり方は 2 倍になります。値は 0 以上の有限数でなければなりません。+inf.0 は programming_error を引き起こし、無視されます。一方、1.0e7 はほとんど無限の広がり方となります。値が設定されなければ、デフォルト値が設定されます。間隔の 縮み 率をユーザが直接設定することはできず、(basic-distance - minimum-distance)
であることに注意してください。
譜がページの下端まで広がらない設定の場合、間隔は以下の中の最大値となります:
basic-distance,
minimum-distance,
padding + 衝突を回避するのに必要な最小の距離
複数ページの楽譜で、最後のページの楽譜がページ下端まで広がらない場合、最後のページのスペースは前のページと同じです。
配列リストを変更する方法は、@ref{Modifying alists} で説明します。以下の例は、連想配列を変更する 2 つの方法を提示しています。最初の宣言はキー値を個別に変更していて、2 つ目は変数全体を再定義しています:
\paper {
system-system-spacing.basic-distance = #8
score-system-spacing =
#'((basic-distance . 12)
(minimum-distance . 6)
(padding . 1)
(stretchability . 12))
}
|
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\paper スペース変数のリスト@translationof List of flexible vertical spacing paper variables
以下の変数の名前は upper-lower-spacing という形式で、upper 要素と lower 要素との間隔です。間隔の距離は 2 つの要素の参照ポイント間です
(上記の連想配列構造の説明を参照してください)。変数名の中の ‘markup’ は タイトル マークアップ
(bookTitleMarkup や scoreTitleMarkup) と
最上位のマークアップ (ファイル構造) の両方を指します。すべての間隔の距離の単位は譜スペースです。
デフォルト設定は ‘ly/paper-defaults-init.ly’ で定義しています。
markup-system-spacing(タイトルまたは最上位の) マークアップと、その後に続くシステムとの間隔。
score-markup-spacingscore の最後のシステムと、その後に続く (タイトルまたは最上位の) マークアップとの間隔
score-system-spacingscore の最後のシステムと、その後に score の最初のシステムとの間隔 – score と score の間に (タイトルまたは最上位の) マークアップが無い場合。
system-system-spacing同じ score の中にある 2 つのシステムの間隔。
markup-markup-spacing2 つの (タイトルまたは最上位の) マークアップの間隔。
last-bottom-spacingページの最後のシステムまたは最上位のマークアップから、印刷可能エリアの下端 (つまり、ボトム マージンの上端) までの距離。
top-system-spacing印刷可能エリアの上端 (つまり、トップ マージンの下端) から、ページの最初のシステムまでの距離 – 間に (タイトルまたは最上位の) マークアップが無い場合。
top-markup-spacing印刷可能エリアの上端 (つまり、トップ マージンの下端) から、ページの最初の (タイトルまたは最上位の) までの距離 – 間にシステムが無い場合。
記譜法リファレンス: システム内部の可変な垂直方向のスペース
インストールされているファイル: ‘ly/paper-defaults-init.ly’
コード断片集: (snippets)Spacing section ‘Spacing’ in Snippets
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\paper スペース変数@translationof Horizontal spacing paper variables
Note: いくつかの \paper の間隔は紙面サイズに応じて自動的に拡縮され、それにより予期せぬ結果となることがあります。紙面サイズに応じた自動拡縮 を参照してください。
幅とマージンの \paper 変数 | ||
両面モードのための \paper 変数 | ||
シフトとインデントのための \paper 変数 |
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\paper 変数@translationof \paper variables for widths and margins
ここでリスト アップされていない (拡縮する前の) デフォルト値は、‘ly/paper-defaults-init.ly’ で定義されています。
paper-widthページの幅 - デフォルトでは、値は設定されていません。paper-width は水平方向の自動拡縮に影響を与えませんが、line-width 変数に影響を与えます。paper-width と line-width の両方に値が設定された場合、left-margin と right-margin が更新されます。check-consistency も参照してください。
line-width\paper ブロックで設定した場合、インデントされていないシステムの、譜線が利用できる横方向への長さが指定されます。設定されない場合、\paper の line-width は
(paper-width - left-margin - right-margin)
から計算されます。
\paper の line-width が設定されており、left-margin と right-margin の両方が設定されていない場合は、システムがページの中央に来るように余白が調節されます。check-consistency も参照してください。
line-width は \layout ブロックに設定することで、スコア毎に別の値を指定することができます。これらの値は、\score 毎の譜線の長さを設定します。\score の line-width が指定されていない場合、デフォルト値は \paper の line-width です。
\score の line-width を設定しても、紙の余白には影響しません。\score の line-width で設定された譜線の長さは、\paper の line-width で設定された紙面領域を基にして左揃えされます。\score と \paper の line-width が同じ値の場合、譜線は左余白から右余白までちょうどいっぱいに広がりますが、\score の line-width が \paper の line-width
よりも大きい場合、譜線は右余白を超えて広がってしまいます。
left-marginページの左端とインデントされていないシステムの譜線開始点との間のマージンです。紙面サイズが変更された場合、それに応じてこの変数のデフォルト値も拡縮されます。left-margin に値が設定されず、line-width と right-margin の両方に値が設定された場合、left-margin は
(paper-width - line-width - right-margin)
に設定されます。line-width だけに値が設定された場合、左右のマージンは
((paper-width - line-width) / 2)
に設定され、結果としてシステムはページの中央に配置されます。check-consistency も参照してください。
right-marginページの右端とページの右端まで広がる譜線終点との間のマージンです。紙面サイズが変更された場合、それに応じてこの変数のデフォルト値も拡縮されます。right-margin に値が設定されず、line-width と left-margin の両方に値が設定された場合、right-margin は
(paper-width - line-width - left-margin)
に設定されます。line-width だけに値が設定された場合、左右のマージンは
((paper-width - line-width) / 2)
に設定され、結果としてシステムはページの中央に配置されます。check-consistency も参照してください。
check-consistency真 (デフォルトの値) にセットされた場合、left-margin, line-width,
それに right-margin の和が paper-width にならなければ警告を表示して、left-margin と right-margin をデフォルト値に置き換え
(必要に応じて紙面サイズに合わせて拡宿し) ます。偽にセットされた場合、不一致を無視して、システムがページの左端からはみ出すことを許可します。
ragged-right真にセットされた場合、システムは譜線の幅いっぱいまで広がらず、本来の長さで終了します。デフォルトでは、1 つだけシステムを持つ score の場合は #t、複数のシステムを持つ score の場合は #f です。この変数は \layout ブロック内でセットされる可能性もあります。
ragged-last真にセットされた場合、score の最後のシステムは譜線の幅いっぱいまで広がらず、本来の長さで終了します。デフォルトでは #f です。この変数は \layout ブロック内でセットされる可能性もあります。
記譜法リファレンス: 紙面サイズに応じた自動拡縮
インストールされているファイル: ‘ly/paper-defaults-init.ly’
明示的に定義された紙面サイズは、ユーザ定義の左または右のマージン設定を上書きします。
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\paper 変数@translationof \paper variables for two-sided mode
(拡縮される前の) デフォルト値は ‘ly/paper-defaults-init.ly’ で定義されています。
two-sided真にセットされた場合、ページ番号が偶数か奇数かに応じて inner-margin, outer-margin
それに binding-offset を用いてマージンを決定します。これは left-margin と right-margin を上書きします。
inner-marginbook の一部であるページすべてが見開きページの内側に持つマージンです。(左ページの場合は右側のマージン、右ページの場合は左側のマージンです。)
紙面サイズが変更された場合、それに応じてこの変数のデフォルト値も拡縮されます。two-sided が真にセットされてい場合にのみ、機能します。
outer-marginbook の一部であるページすべてが見開きページの外側に持つマージンです。(左ページの場合は左側のマージン、右ページの場合は右側のマージンです。)
紙面サイズが変更された場合、それに応じてこの変数のデフォルト値も拡縮されます。two-sided が真にセットされてい場合にのみ、機能します。
binding-offset製本により何かが隠れてしまわないように
inner-margin を増加させる量です。紙面サイズが変更された場合、それに応じてこの変数のデフォルト値も拡縮されます。two-sided が真にセットされてい場合にのみ、機能します。
記譜法リファレンス: 紙面サイズに応じた自動拡縮
インストールされているファイル: ‘ly/paper-defaults-init.ly’
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\paper 変数@translationof \paper variables for shifts and indents
このにリスト アップされていない (拡縮される前の) デフォルト値は ‘ly/paper-defaults-init.ly’ で定義されています。
horizontal-shift(タイトルとシステム セパレータを含む) すべてのシステムを右にシフトさせる量です。デフォルトでは 0.0\mm です。
indentscore の最初のシステムに対するインデントのレベルです。紙面サイズが変更された場合、それに応じてこの変数のデフォルト値も拡縮されます。最初のシステムの長さは、line-width の値からこの設定の値だけ減らされます。\layout ブロック内で設定された場合、\score 毎にインデントが変更されます。
short-indent最初のシステムを除くすべてのシステムに対するインデントのレベルです。紙面サイズが変更された場合、それに応じてこの変数のデフォルト値も拡縮されます。最初以外のシステムの長さは、line-width の値からこの設定の値だけ減らされます。\layout ブロック内で設定された場合、\score 毎にインデントが変更されます。
記譜法リファレンス: 紙面サイズに応じた自動拡縮
インストールされているファイル: ‘ly/paper-defaults-init.ly’
コード断片集: (snippets)Spacing section ‘Spacing’ in Snippets
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\paper 変数@translationof Other paper variables
改行のための \paper 変数 | ||
改ページのための \paper 変数 | ||
ページ番号のための \paper 変数 | ||
その他の \paper 変数 |
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\paper 変数@translationof paper variables for line breaking
max-systems-per-page1 ページに配置されるシステムの最大数です。現在、これは ly:optimal-breaking アルゴリズムでのみサポートされます。デフォルトでは、値は設定されていません。
min-systems-per-page1 ページに配置されるシステムの最小数です。この値が大きすぎると、システムがページからはみ出す可能性があります。現在、これは ly:optimal-breaking アルゴリズムでのみサポートされます。デフォルトでは、値は設定されていません。
systems-per-page各ページに配置すべきシステム数です。現在、これは ly:optimal-breaking アルゴリズムでのみサポートされます。デフォルトでは、値は設定されていません。
system-countscore で使用すべきシステム数です。デフォルトでは、値は設定されていません。この変数は \layout ブロック内でセットされる可能性もあります。
記譜法リファレンス: 改行
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\paper 変数@translationof paper variables for page breaking
ここでリスト アップされていないデフォルト値は ‘ly/paper-defaults-init.ly’ で定義されています。
page-breaking改ページのアルゴリズムを指定します。選択肢は
ly:minimal-breaking, ly:page-turn-breaking,
ly:one-page-breaking, ly:one-line-breaking,
ly:one-line-auto-height-breaking,
ly:optimal-breaking (デフォルト) です。
page-breaking-system-system-spacing改ページ アルゴリズムに system-system-spacing を実際の値とは異なる値だと思わせるトリックです。例えば、page-breaking-system-system-spacing.padding を
system-system-spacing.padding よりも非常に大きくすると、改ページ アルゴリズムは各ページに数個のシステムしか配置しません。デフォルトではセットされていません。
page-countscore で使用すべきページ数です。デフォルトでは、値は設定されていません。
次の変数は、page-breaking が ly:page-turn-breaking にセットされている場合にのみ有効です。この時、改ページはページめくりの数が最小になるように設定されます。ページめくりはページ番号が奇数のページから偶数のページへと移動する際に起こるため、最後のページ番号が奇数になることが通常望ましいということになります。ページをめくることが好まれる場所は、手動で \allowPageTurn を挿入することで明示するか、Page_turn_engraver をインクルードすることで自動的に指定されます
(@ref{Optimal page turning} を参照してください)。
最適なページめくりにするための選択肢が不十分である場合には、LilyPond はスコアの途中か、(スコアが 2 つ以上ある場合には)スコアとスコアの間に空白のページを挿入したり、偶数ページでスコアを終えることがあります。これらを起こりづらくするために、次の 3 つの変数の値を増やすことができます。
値はペナルティとなります。つまり、大きな値ほど、他の選択肢に比べてその値に関連した動作が起こりづらくなるという意味です。
blank-page-penalty楽譜の途中に空白ページが挿入されるペナルティです。blank-page-penalty が大きく、ly:page-turn-breaking が選択されていた場合、LilyPond は楽譜の途中に空白ページを挿入しにくくなります。その代わりに、ページを埋めるように音楽のスペーシングが広くなります。デフォルト: 5.
blank-last-page-penalty楽譜を偶数ページで終了するペナルティです。blank-last-page-penalty が大きく、ly:page-turn-breaking が選択されていた場合、LilyPond は楽譜を偶数ページで終了しにくくなります。その代わりに、1 ページ増やしたり減らしたりするようにスペーシングを調節します。デフォルト: 0.
blank-after-score-page-penalty1 つの楽譜の終わりと次の楽譜までの間に、空白ページを挿入するペナルティです。デフォルトでは、これは blank-page-penalty より小さくなっています。そのため、全ての楽譜の終わりに空白ページを挿入する方が、楽譜と楽譜の間に空白ページを挿入するよりも優先されます。デフォルト: 2.
記譜法リファレンス: 改ページ, 最適改ページ, 最適ページめくり, 最小改ページ, @ref{One-page page breaking}, 1 行の改ページ, @ref{One-line-auto-height page breaking}
インストールされているファイル: ‘ly/paper-defaults-init.ly’
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\paper 変数@translationof paper variables for page numbering
ここでリスト アップされていないデフォルト値は ‘ly/paper-defaults-init.ly’ で定義されています。
auto-first-page-number改ページのアルゴリズムは、最初のページの番号が奇数であるか偶数であるかに影響されます。真にセットされた場合、改ページアルゴリズムが最初のページが奇数番号で始めるか偶数番号で始めるかを決定します。したがって、最初のページ番号はそのままになるか、1 加算されます。デフォルト: #f.
first-page-number最初のページのページ番号の値です。
print-first-page-number真にセットされた場合、最初のページにページ番号が譜刻されます。
print-page-number偽にセットされた場合、ページ番号は譜刻されません。
page-number-typeページ番号の種類を設定します。選択肢は
roman-lower, roman-upper, arabic があります。デフォルト: 'arabic.
インストールされているファイル: ‘ly/paper-defaults-init.ly’
奇数のページ番号は常に右側に配置されます。楽譜をページ 1 から始めたいのであれば、カバー ページの裏にブランク ページ配置して、ページ 1 が右側にくるようにする必要があります。
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\paper 変数@translationof Miscellaneous paper variables
page-spacing-weight(垂直方向の) ページ スペースと (水平方向の) 行スペースの重要度の関係です。大きな値だと、ページ スペースがより重要になります。デフォルトでは、10 です。
print-all-headers真にセットされている場合、出力の各 \score のすべてのヘッダを譜刻します。通常、piece ヘッダ変数と opus ヘッダ変数だけが譜刻されます。デフォルトでは、#f です。
system-separator-markupしばしばオーケストラ譜で使用される、システム間に挿入されるマークアップ オブジェクトです。デフォルトでは、設定されていません。以下の例のように、‘ly/titling-init.ly’ で定義されている \slashSeparator マークアップを使用すると適当です:
#(set-default-paper-size "a8") \book { \paper { system-separator-markup = \slashSeparator } \header { tagline = ##f } \score { \relative { c''1 \break c1 \break c1 } } }
footnote-separator-markupページの下部の脚注テキストの上に挿入されるマークアップ オブジェクトです。デフォルトでは、‘ly/paper-defaults-init.ly’ で定義されている中央揃いされた水平線です。
インストールされているファイル: ‘ly/titling-init.ly’, ‘ly/paper-defaults-init.ly’
コード断片集: (snippets)Spacing section ‘Spacing’ in Snippets
デフォルトのページ ヘッダは、ページ番号と \header ブロックの instrument フィールドを同一の行に配置します。
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